国連総会で「金継ぎ」が話題に…..

「金継ぎ」は陶器などの割れやひびなどを漆でつなぎ、傷跡を金銀で装飾してあえて目立つように修復する日本の伝統技法で、この壊れたものに新たな価値を与える日本人の美的感覚は今や世界中で称賛されている。この日本の伝統技法が国連総会で話題に上った由。
イスラエル国連特使はミサイル攻撃を仕掛けるイランやパレスチナを非難した上で、この「金継ぎ」の技法を引用して「金継ぎはユダヤ人にふさわしい。私たちも傷を隠さず何度壊されても再生する。生き、愛し、繁栄し、克服するという私たちの意志は砕けない」と述べたと云うのだ。日本人の美的感覚や伝統技法が褒め称えられるのは嬉しいが、それが好戦的なイスラエルからだと少々、微妙。引き合いに出され金継ぎさんが一番ビックリしているに違いない。