北の住民は気付いている

北朝鮮在キューバ大使館に勤務していた外交官が1年前に亡命し韓国で読売新聞のインタビューを受けた。
外交官、大使でも特別な待遇ではなく、月給は7万3千円ほど。支出は倹約しても倍の15万円は掛かる。だから葉巻を密輸出し生活費に充てたりしたが本国に帰ればもっとヒドイ生活が待っている。先月の大雨被害で多くの国民は財産を失い毎食事の心配をするのがやっとだ。しかし金正恩は富を独り占めし、あらゆる贅沢を享受している。住民が飢えているのに娘を視察に連れ回す。住民の困難を無視し自分の家系だけを守ろうとするその行動が実に醜い。金正恩独裁体制は必ず崩壊しなければならない。監視と統制、恐怖政治が永遠に続くと思っているなら大きな間違いだ。必ず終わりが来るしその日は近づいていると思う・・・
ところが日本政府はと云えば鳩ぽっぽ並みのお粗末。石破は就任前に「東京と平壌に連絡事務所をつくる」と云ったが家族会は「北朝鮮の企む時間稼ぎや幕引きに加担することになる」と反対を表明。アジア版NATOも然り、経済オンチの上に外交までオンチならいったい何が出来ると云うのか?