政治家の力量が見えた二つの発言 ①

産経Webに奇しくも政治家の力量が見えた二つの発言が並んだ。長くなりそうなので①②とする。
一つは低調な自民党総裁選での石破と小泉の発言。まず石破は持論の「アジア版NATO創設」を主張したが、憲法の整合性、相手国に武力を派遣できるほど関係が成熟しているのか、などの詳細が全く考えられていないことが露呈、まるで中身のなかった鳩山由紀夫「東アジア共同体構想」の低レベルだった。「防災省」設置も然りでイメージにもならないお粗末だった。小泉に至っては来年のカナダG7サミットにどんな姿勢で臨むのかと問われて「私とトルドー首相は43歳で首相に就くから話しが合う筈。胸襟を開いて外交を語り合いたい」と。43歳がどうしたと云うのだ。父親譲りの低レベル。新潟からは鷲尾英一郎が推薦人に加わったが同類は群れるの典型だ。今日16日付け読売は党員+議員の支持数、1位高石、2位石破、小泉は予想以上に低かった。小泉が完全失速したら流れは一気に高石になって女性初の首相が出る可能性も見えてきた。