中国共産党幹部が毎年夏に避暑地に集まり「北戴河会議」を開くことはよく知られたことだが、今年はちょっと様子が違うと石平さんは云う。
会議を主宰した首相李強が人民日報に会議の概要を寄稿するのだが、これまでは “習近平” や “習近平思想” などの言葉が踊っていたが今回はいっさいない。 “党” とか “党中央” などの言葉に換わっていると云うのだ。李強といえば習近平の一の子分で、首相職は名ばかりのイエスマン。しかし習近平離れが明らかに見て取れると。もう一人、これまた習の側近中の側近、蔡奇からも習近平の名前は全く出てこない。石平さんは「北戴河会議の詳細は知るよしもないが、何かの異変が起きたことは間違いなさそうだ」と。ただこういう話はいつもぬか喜びで終わる。
9月 04
2024
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