藤原定家の「明月記」に1006年5月1日深夜、南の低い空に出現した大客星が超新星爆発だったことは余りに有名だが、鎌倉幕府が編纂した「吾妻鏡」にも1181年8月20日の客星の記述があり、これも超新星爆発だったことをシミュレーションモデルを使って東大の研究チームが解明した。
5月にブログに書いた通り、地球から約3千光年離れた「かんむり座T星」が9月までに「新星爆発」を起こすだろうと云う。爆発しても星自体は消滅せず超新星爆発とは違うが北極星並みの明るさで輝くと云うから肉眼でもよく見える筈。そうなったら既知の野田・毛利さん(名古屋市科学館二人とも博士)に直接解説を頂こうかな。何とか歴史に残る天体ショーに立ち会いたいものだ。
7月 21
2024
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