河野元統合幕僚長は2017年北朝鮮有事の可能性を披露した。当時、金正恩は米国まで届くミサイル試験を繰り返し「我々はいつでもアメリカと日本を攻撃する体制にある」と威嚇行動をしていた。
河野氏によると米国は金氏個人を狙った斬首作戦や北朝鮮を消す核兵器使用まであらゆる攻撃を検討していて、米高官の態度からその可能性は70%はあると直感し、40年の自衛隊生活で一番緊張したと云う。
当時、第4次安倍内閣はモリカケ問題で野党やマスコミの激しい非難に晒されていたが、秋に衆院解散総選挙に打って出た。新聞はモリカケ隠しと報じたが、実は衆院議員の任期は同年12月、このタイミングを逃すと北朝鮮有事の最中に衆院選を強行しなければならなくなるからだった。また安倍首相は「金正恩はすごく臆病だから自分からは絶対に先制攻撃はしない」とトランプにも説明していたと云う。最後に河野氏は「ことほど左様に安倍首相は大事を決断出来る稀有なリーダーだった」と締め括った。さて岸田さん、このエピソードを何と聞く?
7月 12
2024
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