成田悠輔

まるで犯罪者のような鋭い眼光の成田悠輔(経済学)39歳。かって「高齢者は集団自決、集団切腹をすればいい」とのトンデモ発言の主だ。しかしマスコミや政府は本人の歪んだ性格を無視してイエール大准教を持ち上げコメンテーターや諮問委員を委嘱していた。
日本人は「ムード」に流されやすい。社会不安が高まっているところに権威的な肩書きを持つインテリの一言から世論が一気に動くことがある。知識人から「日本の未来のためだ」と説明されると「そうだそうだ」と納得して法律までサクサクと作ってしまう。世紀の悪法「優生保護法」がまさしくそうだ。不良な子孫の出生防止を掲げ、1万6000人にも上る障害者が不妊手術を強制的に受けさせられた。当時、多くの知識人が「日本の未来のためには障害者や犯罪者は子孫を残すべきではない」と主張、その代表が朝日副社長下村宏だ。下村は紙面やテレビ出演などを通して持論を全国に振り撒きついに法律まで作ってしまった。今太閤 成田悠輔が手本としていたらソラ恐ろしい。