飲酒と老化の関係

名古屋大学の研究で飲酒と老化に関係がありそうだと・・・有害物質「アルデヒド」の分解に関わる2種類の遺伝子の働きが弱いと二日酔いになりやすい。この遺伝子は早老症を発症することはマウスの研究で分かっていて、この研究ではアルデヒドを分解する2種類の遺伝子を働かなくしてみたところ新しい細胞を生み出す幹細胞が減って臓器や組織の働きが正常に保てなくなり老化が促された。日本人の4割は両親から受け継いだアルデヒド分解に関わる2つの遺伝子の片方に変異を持っており、アルデヒドの分解能力が低くアルコールに弱い。つまりは多くの日本人は長い飲酒の習慣は老化を促しやすいと云うのだが・・・昨年亡くなった叔父は70年以上、晩酌を欠かさなかったが、晩年、一気に老化(体力低下)が進んだ。叔父に関してはこの論文は正しかったようだ。