司法取引の不思議

水原一平、大谷選手の口座から6億円ではなく何と24億5千万円以上を送金していたとはもうビックリ。口座管理は水原が米国で大谷選手の口座開設を手伝った時から始まり、口座の連絡先情報を水原自身の連絡先に変更した上で大谷選手本人と偽って銀行に電話をかけ電信送金を許可するよう行員を欺し続けていたと云う。事実上、水原名義の口座のように自由に出し入れしていた。
それにしても米国の司法制度の不可解、これほどの悪質で重大窃盗事件でも司法取引でかなり軽度な量刑になってしまう。大統領選挙制度といい米国は「中世のまま」という指摘はその通りだと思うが、本当は歴史の浅い新生アメリカには中世時代はない。