評論家の誰だったか「政治資金規正法は政治家を守る法律」と喝破していたが、まさしくこの裏金事件、会計責任者だけが起訴されて政治家はみな逃げた。前参院幹事長 世耕弘成は「秘書が私に報告しないまま収支報告書の簿外で管理していた還付金受領を把握することは残念ながらできなかった」とヌケヌケと言い放ったがこれが真っ赤なウソであることは云うまでもない。不徳のアルジは秘書や会計担当者に罪を押しつけて本人は温々と生き延びる。判で押したような永田町の典型パターン。
一部には財務省の積極財政派潰しとか、検察庁の人事介入への敵討ちとか云われているが、コッパ役人がチカラを持ち過ぎたら国を危うくする。政治家も小役人も国家の大計なんぞあったもんじゃない。こんな駄文を書きながら無性に腹が立ってきた。