加速度=ガル

今度の大震災で「加速度=ガル」が注目を集めた。地震の揺れの激しさを表すもので、簡単に云えば「ゆっくり揺れると小さく感じ、早く揺れると大きく強く感じる」ということだが、ただガルの数値だけでは被害の大小は言い切れない。地震の周期や揺れが収まる時間も影響する。この度の加速度は東日本大震災に匹敵する大きさ強さで、半島の地盤の弱さが影響したらしく1000ガルを超えた地域が非常に広範囲でこの地震の特殊性を物語る。
▽1995年阪神淡路大震災900ガル
▽2004年新潟県中越地震1700ガル
▽2016年熊本地震1800ガル
▽2011年東日本大震災2950ガル
▽2024年能登半島大地震2850ガル