飛鳥時代の宮跡から・・・

飛鳥宮跡の遺跡調査で舒明天皇が政治を行った「飛鳥岡本宮」の内部を区切る塀跡と天武・持統天皇の「飛鳥浄御原宮」に関わる大型建物跡なども出土した。飛鳥ファンとしてはたまらなニュースだ。
飛鳥時代は聖徳太子や推古・天武天皇ばかりが注目されるが、舒明天皇は初めて遣唐使を派遣したり絶大な権力を誇る曽我氏と一線を画したり、日本の基礎を築いた名天皇として評価が高まっている。お墓は八角形を模した段ノ塚古墳だと云われている。天皇家の八角形は舒明天皇から始まったのだ。例えば聖徳太子を称える「法隆寺夢殿」然り、今生天皇が即位式で用いた高御座にも八角形の天蓋が設けられている。
あぁ明日香村が’近くなら飛んで行ってみたいけど・・・