黒い服を着ると暑さが増すというのは定説だが、服の色の違いでどれくらいの温度差になるのだろう？　国立環境研究所（つくば市）がそんな実験結果を発表した。
無風の気温30℃の屋外に色の異なる同素材ポロシャツ９枚を並べ５分間強烈な日光を当てたところ、白色と黄色のシャツは気温と同じ30度だったが黒色や深緑色のシャツは50℃を超えその差が20℃以上に、グレーや赤色はその中間を示した。まあ予想通りで猛暑をしのぐには汚れは目立つが「白色」か「黄色」がいいと。それにしても20度の温度差が生じるとは驚いた。