中国がキューバに通信傍受施設を設置することで両国が合意したらしい。資金難のキューバ国情に乗じて中国が数千億円を支払って施設を建設すると云うのだ。米フロリダ半島から150キロほどしか離れていないキューバに通信傍受施設ができれば中国の情報機関が多くの軍事基地が集まる米南東部の通信を傍受したり米国の船舶の通行を監視したりできるようになる。忘れもしない1962年ソ連がキューバに攻撃用のミサイルを設置。大統領ケネディはキューバを海上封鎖、強行するフルシチョフと核戦争の瀬戸際までいった。結局はソ連がミサイル撤去に同意してコトナキを得たがこの事件がフルシチョフ失脚の一因になった。さて今の米国バイデンにこの覚悟があるのか、そして習近平失脚の引き金になるのか、米人ならずとも注目しよう !!
6月 11
2023
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