大リーグ、日本人選手がいいも悪いも注目を集めている。アスレチックス藤浪晋太郎は日本最終年の10倍近い4億円超の破格で契約を結んだが、4試合で自責点は26。四死球も17イニングで18個、防御率14.40で先発ローテーションから外されて中継ぎへ配置転換。このままでは途中解雇もあり得る。もともと人の意見を聴かず練習嫌いで知られ、いまや「球史に残る最悪投手」のレッテルが貼られつつある。一方でレッドソックスと5年総額126億円で契約した吉田正尚はここ9試合連続安打、22安打、4HR、打率2割7分5厘の絶好調。いまやレッドソックスの首位打者になった。メッツ千賀滉大は5年総額102億円。150キロ超えのストレートと落差1m以上の “お化けフォーク” で今やニューヨークの目の肥えた野球ファンを唸らせている。とにかく、実力のない者、センスのない者、努力しない者が居られる世界ではない。
5月 01
2023
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