気球戦争 !!

相変わらずマスコミの防衛感覚がおかしい。中国の「偵察気球」はどうみてもスパイ行為で主権の侵害に当たるのだが、朝日と毎日は対中強硬論に「今は対決をあおるより米中関係のあり方を冷静に議論するときだ。安定秩序に資する実のある対話を深めてほしい」と自制と対話を続けるように呼びかける社説を載せた。おまけに「気球の撃墜は自衛権行使を逸脱する。組織的計画的な武力行使があった場合にのみ攻撃撃墜できる」と牽制した。云うとおり、日本の法律はおかしい。もし日本上空を飛行しても自衛隊法では緊急発進して警告するだけの警察権の行使しかできない。武器を使用して撃墜できるのは正当防衛や緊急避難事態に限られる。これで日本を守れると思っているなら、誠に笑止。