里雪型

今回は柏崎から長岡のラインが特にヒドかった。当地が88センチ超なのに上越は10センチ、十日町でも50センチほどの積雪だった。典型的な里雪型の天気図が見て取れたと云う。
「山雪型」は通常の西高東低の気圧配置で日本付近では等圧線が南北に走り間隔が狭くなる。
「里雪型」は西高東低の気圧配置ながら等圧線が日本海で袋状に湾曲した形が発生する。この袋状に湾曲した部分の上空には非常に強い寒気(寒冷渦)を伴い平野部沿岸部で積乱雲が発達する。
その上に「日本海寒帯気団収束帯」によって長時間、次々に雪雲が流れ込み柏崎沖で留まったように見えた。どうあれもうカンベンして欲しい。