頼清徳 氏

台湾総統の蔡英文氏が統一地方選の大敗の責任を取って民主進歩党主席を辞任したことから、新たな党首選の立候補届けが始まり副総統の頼清徳氏(63歳)のみが届け出たため事実上、当選した。これで内科医師で台南市長、行政院長(首相)を歴任した頼氏が次期総統の有力候補になることは確実。頼清徳さんは前回の党予備選で蔡さんに人気に陰りがあると見て出馬、当初は蔡さんを上回る支持を得ていた。この一件から蔡・頼は埋めがたい溝が生じていたようだ。ただ二人とも強い親日の姿勢は変わらず、安倍元首相の弔問に訪れ、現職の副総統の日本訪問は異例だった。ところが日本の外務省はこの頼清徳台湾副総統を「ご指摘の人物」と云って中国に阿く非礼、惨い対応をした。永田町だけでなく霞ヶ関の住民も人にあるまじき言動が余りに多い。渇 渇 渇 !!