知恵の出し方が違う !!

国防費増額の財源をどうするかで大混乱の自民公明だが、結局は法人税+たばこ税+復興特別税をあてがう姑息な方法をとった。一方、デンマーク政府は日本と同じく国防費をGDPの2%を確保するために「祝日を1日減らして企業活動や国民の消費活動から税収を上げる」何とも見事な方策を打ち出した。これが政治というものだろう。フレデリクセン首相と永田町面々のIQは幼稚園児と大人ほど違っていた。
デンマーク王国は社会民主党が政権を奪還しデンマーク史上最も若い首相メッテ・フレデリクセン(当時41歳)が誕生した。フィンランドでは37歳のサンナ・マリンが首相に就いている。3〜40代の若くて柔らかな頭脳を使う政治と、70超えの老体がどんなに頭を突き合わせても結論は知れている。いま日本で一番必要なコトは政治家の若返りだが、かといって河野太郎や小泉進次郎に国を託すほど危なっかしいことはない。日本が主要国だとか経済大国だとか云っていられるのは今のうちだけだ。