ウクライナ侵略はたった二人の進言だった

英タイムズはプーチンの最側近パトルシェフ安全保障会議書記と連邦保安局ボルトニコフ長官の2人が昨年夏、侵略方針を決めてプーチン氏に進言したとの内幕を報じた。この時、外相には直前まで知らされず、国防相は侵略にためらいも見せたと云う。
プーチンが過激な民族主義者イワン・イリインの思想に深く傾倒していたことを知る最側近二人が忖度して戦争を進言したのだ。侵略計画がごく少人数で練られたことを裏付けた。まさしく中国習近平も然り。諫める人物がいないからこれからの政策が間違った方向に行くことを示唆している。