がん免疫治療薬「オプジーボ」をマウスに投与すると体内の老化細胞が減り身体機能が改善したとする研究成果を東京大と金沢大のチームが発表した。様々な臓器・組織の老化防止や生活習慣病の治療につながる可能性があると云う。
細胞の多くは時間がたつと分裂して新しい細胞に置き換わる。分裂しなくなった老化細胞が増えると周囲に炎症が起き、がんや高血圧などの疾患の原因になる。通常は免疫細胞の働きで除去されるが、加齢で老化細胞が増えるメカニズムは謎だった。
写真の上は脂肪肝で白い脂肪が目立つが、オプジーボを投与すると下の写真のように脂肪が減っている。脂肪肝のレベルなら投薬治療が出来る可能性が出てきた。もちろん肝硬変まで進めばダメだろうが・・・
11月 05
2022
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