Apple 受難

EUはスマホなどの充電端子を「USB―C」に義務づける規制案を賛成多数で採択した。加盟国の承認を経て2024年中にも実施される見通しだ。試算ではこれで約360億円の節約につながるだろうと云われている。ところがApple-iPhoneなどは独自の「ライトニング」端子を使用している。ここはアップルといえどもUSB―Cに歩調を合わせるしかないだろう。個人認証用の電子証明書機能といい、アップルは独自性よりもユーザーの利便性を最優先に考えて欲しい。そして新製品「iPhone 14」は急激に値上げしたせいで全く売れないらしい。「円安」とはいえAppleは戦略を誤った。