東電柏崎 トップ三人

東電は本社原子力部門の一部機能を柏崎市などに移転を進め、2026年度までに800人ほどの勤務者から300人程度を移すと発表した。今年5月まで既に64人が移転している。小林会長は記者会見で「地元の皆さんの心配は当然だと思うが本社と協力企業が一体になって対策を打つ端緒は出てきたと認識している」と述べ、再発防止策に沿って改善が進んでいるとの見方を示した。
これまで兼務だった原子力本部長に福島第一の廃炉推進を担当していた福田俊彦氏が就いた。初任地が柏崎原発だったこともあり「地元の声をよく聞いて本社と現場が一体になって改革を進める」と。これで原子力本部は福田俊彦本部長、柏崎原発は稲垣武之所長、新潟本社は橘田昌哉代表、のトップ三人体制で再稼働に向けて改革を進めていくことになる。大いに頑張って欲しい。