カリーニングランド

フィンランドとスェーデンのNATO加盟で俄然「バルト海」に興味が沸いてネット検索。恥ずかしながら種子島の半分ほどの「カリーニングラード」というロシアの飛び地があることを初めて知った。飛び地となれば我が北方領土と同じロシアの横暴か?
この地域はかってプロイセンが占拠して多くのドイツ人が入植していたが二次大戦でドイツが敗れ、ポツダム宣言では一応ソ連領にすることを認めた。方や我が北方領土といえば日ソ中立条約を侵犯して日本を攻撃、しかも日本がポツダム宣言を受諾した後にソ連軍は北方四島へ上陸して不法占拠をした。国際法無視の違法と戦勝国側が一応認めた占有では全く生い立ちが違っていた。この北方四島とカリーニングラードのロシアの振る舞いは尊敬する木村汎先生の「カリーニングラードと北方領土 : 相異点と類似点」という論文に詳しくあった。さすがだな。