今月末にスペインで開かれる北大西洋条約機構に招待された日本、韓国、豪州、NZの４カ国首脳は会期中に４者会談を開催するようだ。対中国を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」を推進しNATO各国の東アジアへの関心を高める狙いがある。中国は大いに反発するだろうが構うことはない。しっかりと中国を牽制する共同声明を発信したらいい。方や、日本政府は日韓首脳会談は見送りを決めた。元徴用工問題の韓国側の対応が見えていないためで、岸田＋林は拙速に動きたいだろうが、自民党保守派の反発を恐れている。物価高騰が続く中で岸田政権の支持率は下降傾向にある。外交で点数を稼ぐ政権の思惑はいつも同じだな。