昨年から2年間の輪番で町内会役員をやらされている。会計は年2回、班長が持って来る町内会費の徴収と祭り寄付金集め、それに通学路の立哨などが仕事だが、特に「ぎおん柏崎まつり」の「たる仁和賀」では寄付金集めに歩き回る大仕事?があり憂鬱が募っていた。しかし有難や、花火は決行、たる仁和賀は中止が決まり胸のつかえが下りた。そもそも民謡流しや神輿で市民の参加を得て盛り上げようという魂胆は分からないでもないが、もう少し知恵を絞ったらいまどきの祭りの有りようがあるだろうに・・・
数年前、町内会長を経験し、その余りの理不尽な体験談をまとめた「町内会は義務ですか?」というベストセラーがあった。著者は「ゆるい町内会組織」「義務もないやりたい人だけがやる組織」を提案したが、しかし町内会制度改革は憲法9条を変えるより難しいことなんだろうと、生き甲斐を感じているおじさん方を見ているとそんな気がしてならない。
5月 11
2022
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