超人気歌手テイラー・スウィフトさん、この7日から10日まで東京ドームで公演中。4日間で22万人を動員すると云う。米時間11日にはスーパーボウルのハーフタイムで飛び入り出演も計画されていてトランプ陣営をヤキモキさせている。彼女を教祖のように崇める若者に向けて大統領選挙に大きな影響を及ぼすことは必至だからだ。
そんな最中、日本の駐米大使館は英語とスペイン語で「17時間の時差がありコンサート後の夜に東京を出発すれば、スーパーボウルの前にラスベガスに到着できることを自信を持って “スピーク・ナウ” します」と投稿した。「スピーク・ナウ」とは彼女の大ヒットアルバム名。この日本の異例の粋な発信に「いいね」が4万件を超えたと云う。
ところがこのニュースを伝える同じ紙面に「中国による日本外務省へのサイバー攻撃で情報が垂れ流し」と米国から強い抗議があったことも報じられた。やっぱり日本のお役所、まだまだゆるゆる。
2024
テイラー・スウィフト
2024
震源の至近に原発計画があった
能登半島地震震源の至近、珠洲市高屋地区。細い山道だけが外の地域とつながる唯一のルートで一時孤立状態になった。この地に49年前、関西、中部、北陸の電力3社共同による「珠洲原子力発電所」の立地計画が進んでいた。珠洲市議会の原発誘致決議に因るが、住民の強い反対で計画は進まず電力需要の低迷などを理由に2003年に計画は凍結。もし珠洲原発が建設されていたら過酷事故は間違いなく起きていた筈だと、建設反対に関わった住民は当時を振り返る。ちょうど同じ頃、巻町にも東北電力による「巻原子力発電所」の計画が進んでいたが、スリーマイル島原発事故などで不安が広がり、1995年町民有志による「巻原発・住民投票を実行する会」の呼び掛けにより賛成474票、反対9854票の圧倒的大差で反対派が勝った。当初は両計画とも建設予定地近辺の「断層」は大きな議論にはならなかったが、阪神淡路大地震で活断層が注目を集め、以後、活断層調査と耐震対策が原発計画の絶対条件になった。
原子力規制委員会は12万~13万年前以降に動いた断層を活断層と定義、その上には原発は建てないこととした。ただ活断層の定義は今も曖昧で、地質学者の間では「第四紀(約200万年前から現在まで)に「繰り返し」動いた断層を活断層と定義している。繰り返しとはいったい何回のことなんだろう?
2024
「ロシア勝利」濃厚
専門家の多くがウクライナ×ロシア戦争でロシアが勝利するだろうと云い始めた。ウクライナ軍は兵員不足で弾薬・装備も枯渇している模様。今月中に米国議会が動かなければロシアの勝利は決定的になると云う。ウクライナの敗北はウクライナを支援してきたNATO、とりわけバイデン政権の敗北を意味する。米国は9百万人の不法移民の激増による「社会の分断」「経済の混乱」「治安悪化」に直面している。その上トランプ政治の米国不信は募るばかりだ。方や、戦勝国となるロシアは国力を増大させて国際的な影響力を拡大するだろう。漁夫の利を得た中国やロシアと親密なインドなどの大陸国の台頭も始まる。
世界史からみるチカラで威圧する派遣国はスペインやポルトガルの時代からオランダ、英国、米国に移り変わったが、これら海洋植民地帝国の覇権の時代から今後はロシアや中国、インドなどの大陸内陸型国家の世界制覇の時代に移る。このとき、資源、エネルギー、食糧とも自給率が低く少子化の進む海洋国家のわが日本がどう自立し生き残れるのか、否、政権を握る自民党にその気概も力量もない。
2024
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羽田衝突 事故原因
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老生まだボケはない !!
12月23日付けのわがブログは「日本製鉄の買収策に疑問〜国家の基幹産業の買収は安全保障上の大問題」との趣旨で書いたがまさしくその通りの状況になった。トランプは「私は即座に阻止する。絶対にだ」と強く反対を述べたが安全保障より雇用問題からの反対表明だからちょっとピントずれの気がしないでもない…..
かって三菱地所がロックフェラーセンタービルを、SONYが米国コロンビア映画社を買収した時は米国人のプライドを大いに傷つけ日本叩きの原因になった。今度のUSスチール社への買収は国家の足下を揺るがす日米安全保障に関わる重大政治問題のレベルで映画社やビルの買収の比ではない。私が米国人なら「製鉄業に手を突っ込んでいながら尖閣を守れとは笑止千万」と云うだろう。もし中国が「日本のJR東海やNEXCO東日本を買収する」と云ったら国を挙げて阻止に動く筈だ。同じことを日本は米国に仕掛けているのだ。それに「円安」を容認する日本にそれほどのチカラの余力があるとは思えない。もっと慎重になれ !! 謙虚になれ !!
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