20年ほど使ってきた腕時計の動きが少しおかしくなった。年に数回、使うだけだけが無いわけにはいかない。日付曜日表示は全く不要だが今のヤツはみな付いている。探しに探して、あった。”日本製の高品質な腕時計を低価格で” という京都で４年前に出来たばかりのホヤホヤメーカー「KUOE」その第１号モデルだ。クラシック調で35mmの小ぶり、価格31,000円。気に入った。最後の買い物になるかな…

１億円超の使途不明金が報じられた二階俊博の写真を見て、写楽の大首画そっくりで笑ってしまった。それにしても書籍購入だけで3500万円とは恐れい入りました。余程の手持ち資金（裏金）がなければこんな発想は出てこない。しかも自書の「ナンバー２の美学 二階俊博の本心」を５千冊（1045万円）「政権奪取秘史〜幹事長二階と田中角栄」が３千冊（480万円）とは、この吾人、角栄さんと同格だと思っていたんだ。自由民主党、もはや救いようがない。

石破 茂 総裁選出馬を聞かれて「地元の期待がある以上はお応えしたい」と述べたがやっぱりダメ。それを云うなら「トップに就きたいから是非応援して欲しい」だ。自らに権力欲があるのに周囲のせいにするのは違う。この人、小沢一郎と行動を共にして自民党を出たり入ったり「党が苦しい時に出ていった裏切り者」「後ろから鉄砲を撃つような言動」安倍内閣の幹事長時代「派閥政治を解消する」と言いながら自らの派閥を立ち上げた。それに赤ん坊なら泣き出しそうなあのニラミ顔。正論のようだが中身は文句だけ。だから一国の総理はとても務まらない。しかし岸田後任に名前が上がるのは、石破20％、小泉17％、河野12％、管8％、高市5％・・・この不思議。

どうやら知事花角の腹の中は「原発再稼働を認めない。だから信を問う」と進退を賭けた出直し知事選を狙っているようだ。自らの県政を県民に問うことはそれなりの意義はあるとは思うが、だからと云って原発再稼働の最終決定権が知事にあるわけではない。エネルギーや防衛などは本来、政府の専権事項だ。民意（県民）と国家の意思に違いは往々にしてあるが、その場合は時の政府に全責任がある。国政も県政も原発問題だけではない。「信を問う」とは国・地域経済、人口減少、災害対策・・・その全部が問われるのだ。昨今の住民投票流行は為政者の責任回避や逃げの一手でしかない。

韓国当局は脱北者約6300人の証言を基に北朝鮮内部の状況をまとめた「北朝鮮経済社会実態認識報告書」を初めて公表した。 ただ聞き取った脱北者の８割は女性で且つ20〜40歳代だと云うので大まかな傾向しか掴めない。
「北朝鮮の世襲を否定→55％」「国の配給を受けたことがない→73％」「食料の購入は野外市場から→92％」「国外の映像を観たことがある→72％」「賄賂を渡した経験がある→70％」
これらの聞き取りから金正恩のミサイル開発、軍備拡張に没頭する権力者への期待感は喪失。社会制度の根幹「配給制度」は完全に崩壊。政府の厳しい規制を潜る国民と賄賂の常態化。まさに社会は崩壊状態になっているとのコメントは今さらでもないが・・・

大統領バイデンの老化（認知症）がかなり進んでいるようだ。
機密文書持ち出しを調べていた検察官によると副大統領の在任期間や長男の死亡時期を思い出せなかったり、周囲や海外要人の名前を間違えるのは常態化していると…..そうだろう、もうすぐ82歳になる御歳を考えれば至極当然なこと。それでも大統領選に出ようというのだから周囲が止めないとダメでしょうに。トランプの破廉恥、バイデンの認知症、いずれも国を危うくする元凶だが日本の国会でも「忘れた」が横行している。

確定申告の時期だから国民が税金に敏感になることを計算してのコトだが、立民議員は「自民党議員は総じて脱税者だ」と息巻く。派閥から貰った裏金で誰一人、税金を払った形跡がないから至極もっともな主張だが・・・
仮に5年間に毎年400万円ずつ計2000万円の裏金を得た議員の場合、全額が雑所得とされたら、議員の給与所得は2000万円以上あり所得税率40％＋住民税10％が摘要されると、本来、納めるべき税額は1000万円、これに遅延税62万円＋過小申告加重税80万円、さらに悪質性が高いと35％の重加算税が課せられる。脱税1100万円超の極めて重い犯罪者ということになる。国民はインボイス制度で収入の１円から補足されて税金を支払うが、国家議員は揃って税金から逃げようとする。こんな日本の行く末は真に暗い。

産経「宮内庁の天皇系図がA4判２枚から３枚に」という記事があり、HPを見ると確かに上皇陛下と現天皇が３ページ目に記されていた。126代にわたる御位が綿々とA4判２枚と１行で示すことができるなんてやっぱり凄いことだ。国名が変わらずひとつの国として突出した歴史を持つ国は日本以外にはない。だから秋篠宮家はもっとちゃんとしないと !!
それにしても「大王（おおきみ）」「尊（みかど）」から「天皇」という新しい称号を編み出した古代人の慧眼はすごい。これで大陸の「皇帝」に見事に対峙したのだから……
※いつでも取り出せるように宮内庁の正式系図を添付する。天皇系図

正論４月号「折節の記」・・・昭和の昔、ある世襲候補が（いまは全焼した）目白御殿の闇将軍こと田中角栄に立候補の挨拶に行ったときのこと。角さんは “貴様ののような政治好きが取り柄のアンちゃんがボッと出て選挙に受かるほど世間は甘くない。お前の父さんのお陰で選挙費用が１億８千万円も浮いた。その恩を忘れちゃならんぞ” と訓戒を垂れた。知名度を上げるためには昭和の昔でもそれだけのカネが掛かっていたのだ。翻って日本はパーティー券問題で大騒ぎだが、米大統領選挙ではバイデンがたった３ヶ月で１４３億円もの資金を集めた。日本のそれはまるで赤児だ。
日本の政治家も正々堂々とカネを集めて角栄のようなダイナミックな政治を実現すればいい。チマチマと “裏金” をつくっていてばかりではチマチマとした政治しかできまい。政治とカネの問題は「裏金」と後ろ指を指されないよう貰った先を明示し、使い道も正直に公開すればいいだけの話しだ、が、それが出来ない小物政治家ばかりの有象無象、今こそ出でよ !! 正直政治家。

連休明けからやっと春の陽気になりそうだ。
予報通り小雪だったけど、それでもクリスマス前に最高40cm。

口明て春を待らん犬はりこ（一茶）