電気自動車 頓挫

一頃のEV(電気モーター車)への狂乱が終わってHV(ハイブリッド車)が見直されている。米国ではトヨタのHV車が前年比50%増に対してテスラのEV車が20%増しか伸びず逆転。ホンダHV車も前年4倍と急進した。各国ともEV車への補助金があるにも関わらず同様の傾向になっている。充電設備の設置が遅れていることや蓄電池は寒さに弱く、米国各地を襲った激しい寒波で途中停止車が続出、消費者の不安を募らせたことが原因になった。また環境団体の検証では電気自動車はガソリン車よりも環境改善にそれほど貢献しないとする報告書が上がったことも影響したようだ。
ひと頃、中国の電気自動車が世界を席巻すると思われていたが、各地で使い捨てられたEV墓場が次々と生まれ、習近平の急激なEV車生産ソフト策は完全に頓挫した。日本のバイブリッド車優先策は一時、世界から見放されたが、どうやらその戦略の正しさが実証された。ただ老生、どうしてもトヨタは好きになれない。

来月 韓国総選挙

韓国の国会議員選挙が4月10日に行われる。尹大統領の残りの任期3年の政治運営と対日政策を占ううえで重要な選挙だ。与党「国民の力」は定数300議席のうち111議席しかないが、支持率はやや挽回の方向にある。政党支持率は国民の力(与党)が43.5%、共に民主党(野党)が39.5%で両党の支持率が逆転した。また尹大統領の支持率が41.9%で約8カ月ぶりに40%台を回復した。とは云え、野党は反米親北の姿勢をより強めている。しかも韓国独特の「衛星政党比例制」を使ってなり振り構わない。
衛星政党比例制とは・・・韓国では日本の重複立候補とは違って普通選挙区で当選した大きな政党候補は比例議員にはなれない。そこで共に民主党は比例議員獲得のため小さな衛星政党「未来韓国等」を作って10人超を当選させ、当選後に共に民主党に合体させる姑息な方法を編み出した。まあ法律を作ってもすり抜ける術を編み出すのは日本も韓国も同じで特に選挙制度はまだまだ共に三流国。

日本海正面に危険な活断層

佐渡と能登半島の中間あたりにまだ動いていない海底活断層がある。ひとたび動き出せばM7超の地震と3〜5mの津波が数分にして当地に襲いかかると。能登地震でも遠浅の海岸では8〜10mにも達していた。当地周辺も同じで地形で石地から番神にかけて浅い海岸線が続く。柏崎原発は津波対策は十分取られているが周辺海岸から回り込んでくる可能性もある。ただ能登とは違って国道8号と116号と高速道の3本が全部やられることはまずないだろう。油断は禁物だが、心構えだけは忘れずにいよう。

翔平さんのお相手

ゴシップ風だけど、まぁおめでたいことだから・・・
ネット上では大谷翔平のお相手の本命に、元バスケ選手の田中真美子さんの話題が飛び交っている。明るく爽やかで、控えめで、可愛くて、身長がたかい。これ以上のヒトは早々いない。ドジャースキャンプ地で目撃情報もあるとか。どうあれ大谷翔平が大活躍してくれれば何よりだ。

めぐみさん 枕を一緒に

叔母の葬儀で少々疲れたのか、久々にぐっすり眠れた、が、普段は脚の方で寝ている “めぐみさん” が夜中に雷でも鳴ったのか、目が覚めたら枕を一緒に寝ていた。写真は撮れなかったがちょうどこんな感じ・・・疲れが吹っ飛んだ。

飛鳥時代の接待所

やっぱり飛鳥時代は面白い。今も続く発掘調査で7世紀(1400年ほど前、斉明天皇の時代)に作られた大きな塀跡が見つかった。外国の使節らをもてなす饗宴施設だったのではないかと云う。この遺跡では以前に噴水の機能を持った石造物や石人像が出土している。
(当時をイメージすれば)唐と新羅の連合軍に脅かされた百済の特使は飛鳥・斉明天皇を訪ねて援軍を要請した。その会談が行われたであろう建物がまさしくここだと思われる。有名な「白村江の戦い」前夜のことだ。あぁ飛鳥遙かなり、ロマンがある !!

芍薬甘草湯

筋肉には伸びすぎを防ぐ「筋紡錘」と縮みすぎを防ぐ「腱紡錘」が備わっている。このセンサーの働きが低下すると筋肉が異常に収縮し痙攣を起こす。これが「こむらがえり」だ。マグネシウムや水分が不足すると起きやすい。この対処薬に鎮痛作用のある “芍薬” と抗炎症作用のある “甘草” を混ぜた「芍薬甘草湯」がよく効くと云う。
さてさて今週に入って夜中になると尿路の「石」が動くのか次第に痛みが強くなって往生している。痛み止めは貰っているがあまり効かない。そこで一応、揃えていた芍薬甘草湯を飲んだら見事に痛みが消えた。ただ副作用が強いので連日の服用は出来ない。

無意味 茶番 政倫審

聴くともなく見るともなく意味のない政治倫理審査会の中継・・・出席者全員が「私は知りません」「私に責任はありません」何億円もの裏金づくりは誰が指示したのか、疑惑はかえって深まるばかり。それと岸田の一世一代のパフォーマンスはかえって状況を悪くした。2日間もただの言い訳の場でしかないくだらない茶番を中継をする必要はない。税金と受信料の無駄使いだ。それにしても会長(議長)田中和徳75歳は疑惑のオンパレードの吾人。それに画面に映る議員の人相がみな悪すぎる。コソコソ悪いことばかりしているから顔に出るのだ。翔平さんのような笑顔を煎じて飲んだらいい。

令和の梅

令和元年の春、記念樹にと鉢植えを地に下ろした純白一重。清楚で品があってどことなく万葉の雰囲気がある。今年は多くの花芽を付けて、ようやく咲き出した。灯籠の頭は地震で落ちて、まだ転がったまま。

NATO 32カ国体制に

スウェーデンのNATO加盟が決まり32カ国体制となった。これでバルト海を包囲する形となりロシア軍の活動の制約につながる。対ロシアの抑止力を高めるための米欧の結束が試されるが、トランプ再選になれば「防衛費を相応に負担しないNATO加盟国は守らない」「アメリカの脱退もあり得る」脅しを掛けている。確かにNATOへの負担金がそれぞれのGDP2%の基準に達しているのは11か国に留まり、ドイツやフランスは2%以下だからトランプの指摘はある意味正しい。トランプの再登場によってNATOの結束が問われるのは間違いない。但し米国が脱退するには上院で3分の2以上の同意が必要だからこの実現はほとんど不可能だが・・・