地球規模の大熱波

いまイスラム教は巡礼の時期、サウジアラビアでは51.8度の熱波で1000人以上が死亡。熱波はインドにも流れて既に100人を超す死者が出た模様だ。米ロッキー山脈東側でも45度超えの大熱波で山火事が多数発生。緯度の同じ日本列島も大熱波が襲って来ることは間違いない。昨年を超える大酷暑なら命の危険さえありそうだ。

研修医の誤診

NHKで7〜8年前まで放送されていた「総合医療医ドクターG」は再現ドラマで研修医3名が専門医のカンファレンスで病気を探り当てる番組。まさしくその通りの医療事故が日赤名古屋病院で起きていた。
16歳の高校生が腹痛、嘔吐、下痢などで救急搬送。診察した研修医は脱水の異常値を見逃し、急性胃腸炎と診断して帰宅させたが、同日午後に再来院しても別の研修医が同様の処置で帰宅、翌日、腸閉塞からショック症状に陥り死亡した。家族は「何度も助けられる機会はあったのに見過ごされた。目の前で苦しんでいる人の声をもっとしっかり聞い欲しい」と悲痛な訴え。コロナ禍を克服して、もし慢心や勘違いがあったのなら医師の前に人間失格だ。わが街の医療センターには「あなたは70歳を優に超えたのだからもういいでしょう」などと宣う副院長もいる。運命に逆らう積もりはサラサラないが、バカ医師に左右されるのは真っ平ゴメン。

目の昏(くら)き者たち

希代の宰相ともてはやされたドイツ元首相メルケルだがプーチンと習近平に親しいことで批判が増している。仏記者シルビー・コフマン氏の近著「目の昏き者たち〜いかにしてドイツとフランスはロシアに道を開いたか〜」はロシアのウクライナ侵略に至るまで20年余の外交の紆余曲折を解き明かし欧州ではベストセラーになっている由。(日本語訳はまだない)一人金儲けだけに進むドイツへの批判は今やEUに止まらない。またフランス現職マクロン(若干46歳)の一貫性のない治世に国民の不満は岸田以上に大きい。こうなるとドイツ人とフランス人の国民性の違いや政治システムの違いを知りたくなって参考本を探すが、なかなかいい資料が見つからない。

安倍派4人衆 揃って偽証

松本淳一郎(安倍派事務局長)被告の公判が始まり還流再開について証言。名前は出さなかったのもの翻訳すると次の通りだ。「下村博文から還流再開の要望があり、西村+世耕+塩谷+下村ら幹部4名が集まって還流再開を合議。当時の会長細田から正式ゴーが出て派閥議員に結果を伝えた….」と。(政倫審の発言は偽証罪に問われないが)幹部4名はいずれも国権の最高機関でウソの証言をしていた。何が国会議員だ。渇、渇、渇 !!

夏至

今日は夏至。当地の日の出は4時24分、日の入は19時10分。未だ梅雨入りなし・・・「夏至」を聞くとどことなくもの悲しく憂うつになり「冬至」は嬉しく愉しくなるのはいつものこと。

ところで週末には配達しないくせに10月から定型封書は110円、はがきは85円に値上げされる。

つまりは軍需産業が潤う

ウクライナ戦争で凍結されたロシア資産は総額で約51兆円に上ると云う。この資産の一部、8兆円ほどをウクライナ支援に充てることをG7首脳会談で採択した。ただ相手国の凍結資産を使うことは国際法上どこまで許されるかは不明でプーチンはさっそく報復を発した。方や、世界銀行はウクライナの復興に必要な費用は今後10年間で約76兆円、プラス戦争継続のための資金が必要だと試算している。とどのつまりは大きな金が自由主義国の軍需産業に流れ続けると云うことだ。
ちょうどいまドイツに住みながらドイツ政治を厳しく批判する川口マーン惠美「メルケル 仮面の裏側 ドイツは日本の反面教師である」を読んで、プーチンとメルケルの蜜月に溜飲を下げたところ。

もっと頭を使ったらいいのに !!

「NHK党」”つば九郎” に似たようなものだが、都知事選で24人の候補者を擁立して選挙ポスター掲示板に割り当てられる最大24枠を広告板として販売すると云う。現選挙法でも処罰の規定はなく法律が悪用される事態だが、それならいっそ国会で大もめの「改定政治資金規正法」で自民党が感心するほどのあらん限りの悪用を編み出したら国民は喝采をするだろうにナ!?

つば九郎 人気もの

ヤクルトのマスコット「つば九郎」がソフトバンク戦で福岡に同行した際「ほーくすのひかえしつにあいさつにいったらけいたいでんわどこもでした」と暴露。これにソフトバンク選手は大慌て。マスコットのやんちゃな言動、大いに結構。

22日に梅雨入り?

自民党支持率 19%

朝日新聞直近の自民党支持率は前回24%から19%に落ちて20%を切った。さらに岸田支持率も22%(時事は16.4%で記録的)不支持64%で過去最低になった。ただ沖縄県議選では自民党や公明党、日本維新の会など玉城デニー知事を支持しない勢力が28議席と過半数を獲得、完敗は免れた。ただこの時勢に自民系が勝ったのではない。玉城が嫌われただけのことだ。