いまイスラム教は巡礼の時期、サウジアラビアでは51.8度の熱波で1000人以上が死亡。熱波はインドにも流れて既に100人を超す死者が出た模様だ。米ロッキー山脈東側でも45度超えの大熱波で山火事が多数発生。緯度の同じ日本列島も大熱波が襲って来ることは間違いない。昨年を超える大酷暑なら命の危険さえありそうだ。
2024
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研修医の誤診
NHKで7〜8年前まで放送されていた「総合医療医ドクターG」は再現ドラマで研修医3名が専門医のカンファレンスで病気を探り当てる番組。まさしくその通りの医療事故が日赤名古屋病院で起きていた。
16歳の高校生が腹痛、嘔吐、下痢などで救急搬送。診察した研修医は脱水の異常値を見逃し、急性胃腸炎と診断して帰宅させたが、同日午後に再来院しても別の研修医が同様の処置で帰宅、翌日、腸閉塞からショック症状に陥り死亡した。家族は「何度も助けられる機会はあったのに見過ごされた。目の前で苦しんでいる人の声をもっとしっかり聞い欲しい」と悲痛な訴え。コロナ禍を克服して、もし慢心や勘違いがあったのなら医師の前に人間失格だ。わが街の医療センターには「あなたは70歳を優に超えたのだからもういいでしょう」などと宣う副院長もいる。運命に逆らう積もりはサラサラないが、バカ医師に左右されるのは真っ平ゴメン。
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目の昏(くら)き者たち
希代の宰相ともてはやされたドイツ元首相メルケルだがプーチンと習近平に親しいことで批判が増している。仏記者シルビー・コフマン氏の近著「目の昏き者たち〜いかにしてドイツとフランスはロシアに道を開いたか〜」はロシアのウクライナ侵略に至るまで20年余の外交の紆余曲折を解き明かし欧州ではベストセラーになっている由。(日本語訳はまだない)一人金儲けだけに進むドイツへの批判は今やEUに止まらない。またフランス現職マクロン(若干46歳)の一貫性のない治世に国民の不満は岸田以上に大きい。こうなるとドイツ人とフランス人の国民性の違いや政治システムの違いを知りたくなって参考本を探すが、なかなかいい資料が見つからない。
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つまりは軍需産業が潤う
ウクライナ戦争で凍結されたロシア資産は総額で約51兆円に上ると云う。この資産の一部、8兆円ほどをウクライナ支援に充てることをG7首脳会談で採択した。ただ相手国の凍結資産を使うことは国際法上どこまで許されるかは不明でプーチンはさっそく報復を発した。方や、世界銀行はウクライナの復興に必要な費用は今後10年間で約76兆円、プラス戦争継続のための資金が必要だと試算している。とどのつまりは大きな金が自由主義国の軍需産業に流れ続けると云うことだ。
ちょうどいまドイツに住みながらドイツ政治を厳しく批判する川口マーン惠美「メルケル 仮面の裏側 ドイツは日本の反面教師である」を読んで、プーチンとメルケルの蜜月に溜飲を下げたところ。
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