夏の大三角「こと座ベガ」と「うしかい座アークトゥルス」の真ん中辺りにある「かんむり座T星」で新星爆発が見られるかもと天文ファンならずとも注目が集まっている。
期待の星は「かんむり座T星」で地球から3000光年の距離にあり普段は肉眼では見えない暗い星。これまで80年周期で新星爆発が観測されていて、爆発前の兆候、暗くなり始めていると云う。爆発すれば半日ほどで明るさのピークを迎え数日間は肉眼でも見られる。夏休みの宿題にもってこい !!
中学全国学力テストの結果、国語の読むチカラや記述を苦手とする傾向が顕著に表れ、平均正答率が過去最低となった由。スマホのSNSや動画視聴を利用する生徒はより学習時間が短くなり就寝時間も乱れる傾向にあった。しかもAIがさらに広がれば、教育現場に限らず判断力が堕ちるのは目に見えている。スマホに依存すると30~50代の働き盛りでももの忘れが激しくなり判断力や意欲も低下するとの調査もある。総じて「1億総白痴」どころか「地球80億総白痴」に向かっているのだ。
パリ五輪の日本の柔道は金3個、銀2個、銅3個そして混合団体は銀ですべての競技を終えた。ただ競技全体で国際審判員の進行&裁定には世界中から批判が集まっていた。その中で「柔道の審判は全部この人にやってほしい」と圧倒的な支持を集めたのが日本人の国際柔道連盟審判員 天野安喜子さん53歳だ。
天野安喜子さん、なんと江戸時代から約360年以上の歴史を持つ「宗家花火 鍵屋」の15代目当主でもり、地元の江戸川花火大会では50年に渡り打ち上げを担当してきた。例年8月第1週の土曜日に花火大会が開催されるため、江戸川区は何とパリ五輪派遣が決まった天野さんのために8月第3週に開催日を変更して応援したきた。地元からも愛され、柔道家からも尊敬される、日本が誇る国際審判員且つ花火師だ。
災害級殺人的炎暑酷暑が続いている。予報には31度とか32度とあるが体感は35度超え。屋外に5分も出られない。もはや笑うしかない。
卓球早田ひなが利き腕の怪我をおして見事に銅メダルを獲った。対戦相手は日本のリーグ戦にも参加する韓国の可愛い申裕斌(シン・ユビン)20歳、旧知の間柄だ。早田は痛み止めの注射を打って臨んだが明らかに普段の早田のプレーではなかった。特にバックハンドのチキータやドライブはスイングスピードがわずかでも落ちればボールはネットを越えない。序盤からバックハンドのミスが目立った。しかし高いトスのサービスを3本連続で出す見事な駆け引きを見せて逆転でもぎ取った。素晴らしい頑張りでした !!
新潟産大附属の対戦相手が埼玉の花咲徳栄に決まった。徳栄は夏の甲子園出場は5年ぶり8回目の出場。2017年夏には決勝で広陵で初優勝した強豪だそうな。失うものは何もなし、悔い無きようガムシャラに、産大附属 !!
7月の全国平均気温が平年と比べて2.16度高くなったと。(昨年はプラス1.91度だった)北海道帯広では何と4度も高くなった。この統計は都市化の影響が比較的少ない全国15か所、網走、根室、寿都、山形、石巻、伏木、飯田、銚子、境、浜田、彦根、宮崎、多度津、名瀬、石垣島が選ばれている。それでも平均で2度以上高くなっているのだから都市部はもっとヒドイはず。このまま8月も史上最高の暑さになることは間違いない。もはや笑うしか術はない !!
北朝鮮7月末の大洪水被害は死者1500人超と云う。多数の家屋や田畑も流されて食料危機はいっそう厳しくなるだろう。避難する住民は家族や家具よりも正恩の肖像画が持ち出せたかがイの一番の気掛かりだと云う。朝鮮国民の多くはそのくだらなさに気づいてはいるようだが、だからと言って命令に背くわけにもいかない。
被害地を廻る正恩の高級車が水没した様子や舟で被災地を廻る目の前にはタバコの灰皿がしっかり置かれている様子は北の国民には全く知らされていない。
パリ五輪開会式、少なくても東京よりはよかった。4年の闘病を経て初めて姿を見せたセリーヌディオンのプロ根性、完璧な音程と声量で歌い上げた。中国や日本なら盛大な花火で締め括るのだろうが歌終わりは何もせず静かな余韻で終わる演出はさすがにニクイ。お見事でした。
もう一つ柔道のこと・・・男子81キロ級で永瀬貴規が大会2連覇を成し遂げた。見るからに寡黙でいかにも柔道家に見える。いち階級下の王者大野将平はかって柔道教室で「どっちが強いのか」という質問に、大野はすかさず「永瀬が一番強い」と答えた。黙々と練習に打ち込む姿を隣で見てきたからだ。また恩師、日大高校柔道部松本監督は「永瀬には圧倒的な技のキレも海外で通用する体格も持ち合わせていない。だから組んで崩して投げる我慢のスタイルを確立した」と。また世界に誇る柔道家を輩出した。お見事 !!