最近、尖閣諸島領有をめぐる中国側の主張を覆す資料が次々と見つかっている。だからと言う訳ではないだろうが全国人民代表大会から領有権を主張する閣僚発言は消えた。
新たな資料の一つは1969年日本の国土地理院に当たる中国国家測量局が尖閣諸島を日本領としていた地図を発行していた。二つ目は日清戦争直前に清国が日本側に出した公文書で、尖閣諸島を清国領と認識していない。中国はこれまで「尖閣諸島は17世紀に清国が編入した台湾の一部だったが、日清戦争(1894年)に乗じて日本が強奪した」と主張。しかし今回の発見は日本と中国政府間で交わされた正式な公文書だからこの意味は大きい。ただこんなことで中国が尖閣を簡単に諦める筈はないが・・・
3月 19
2015
2015