文春から発売されたばかりの「イスラム国の衝撃」を読んだ。著者宮田恵さん曰く「日本ではテロはやられる側に落ち度がある」「政府の政策によってテロが起これば政府責任だ」という声があがるが、これらの批判こそテロの思う壺、術中にはまっているのだ。と・・・そしてついには元政府高官(どうやら元防衛官柳澤協二)「安倍首相が責任を取って辞任すれば人質を解放してもらえるのではないか」といった発言まで出る始末。さすがにイスラム国もここまでの過剰反応は想定していなかっただろうな。したり顔の政治家や軽薄コメンテーターの余りの多いことに手を叩いて喜んでいるのは、彼のイスラム国だ。
1月 27
2015
2015