1年半ぶりに開かれた東電説明会は柏崎140名、刈羽70名、それに地元新聞とテレビが全社入ったのでかなりの混雑感があり、運営側としてはまあまあの結果だった。しかし相次ぐ人身事故や施設崩落が続き東電の管理能力を問う声が多く、再稼働への道程はますます遠くなったような気がする。もう一つの懸念は原発から30キロ圏内の自治体に義務付けられた避難計画について「自治体が避難計画は不十分と考えるなら再稼働しないか」との問いに「不十分なら原発の運転はできない」と答えられた。これが将来、全自治体の同意義務化につながりやしないだろうか・・・一人の質問者が「柏崎と刈羽の議会では同じ説明が成されているはずで、その議員2人がなぜ住民質問者に混じって40分も延々と時間を労するのか。議員の質問は議会でするべきだ」との発言に大きな拍手が湧いていた。ここまで云えるまともで勇気ある市民がいることにやや安堵。
1月 26
2015
2015