表現の自由

紅白の中で桑田佳祐が政治を茶化したことに大きな違和感を感じていたが、世の中は逆で、桑田を擁護して、いま何かと話題の「表現の自由への侵害」などと逆批判が多いことにビックリしていた。ところが中継元となった横浜年越しライブでは紫綬褒章(授与する方がおかしいが)をズボンのポケットから出して「5000円からいきましょう、欲しい人」などと冗談を通り超した不謹慎な笑いを取っていたらしい。こんな人物が政治がどうのと云えるはずがない。同じく爆笑問題の政治ネタを封印したNHKに対し「風刺に対する無理解」と批判の声が多い。が、果たしてそうだろうか。表現の自由の名の元で、巧みな売名行為や商業行為の意図はなかっただろうか。欺瞞行為と紙一重であることをもっと自覚したらいいと思うのだが・・・