年忌法要

年始廻りの勝願寺ご住職から「一周忌は亡くなってから満一年目に、他の年忌法要は満年数マイナス一年で行うのが通例。康男さんの三十三回忌に当たりますよ」との話を聞いた。確かに昭和58年(1983年)から満32年が経つ。調べると、三十三回忌はこれをもって個人的な法要は終わりご先祖神として一体化するとの神道の教えに由来、神仏習合の日本独自の区切り方であるとか。弔上げの祝事の意味もあるようなので、本来は親戚、知人に声掛けするのが筋ながら、こんな時勢につきお経を上げて貰うだけにする。