9日の朝、石川県志賀町というから能登半島の中程の海岸に北朝鮮からの木造船が漂着し漁民らしき1名が保護された。船室があったとはいえ、この寒空と荒波の中で生きながらえたとは・・・海流図を見ると強い対馬暖流があるとは云え、通常なら能登半島と佐渡沖を流れている。強い北西の風が海岸線近くに押し流したのだろう。対馬海流は厚さが200m、毎秒50cm(人が歩くよりゆっくり)ほどの速さで流れている。日本海は対馬海峡と宗谷海峡辺りが浅くなる海盆で、しかも海流はわずか200mの表面だけが流れているわけだから、それより深い深海底にはロシアや中国、南北朝鮮のゴミが沈んでいるのではないかな。佐渡沖の深海水が売り出されているようだが、ちょっと引いてしまう。
1月 11
2015
2015