昨年4月時点の全国市町村数は790市+746町+183村=計1742自治体。この中で書店のない自治体が5分の1に当たる332市町村もあることが出版社の調査で判った。特に北海道、長野県、福島県では多くの市町村で書店が消えているらしい。廃業理由の一番は人口減少以上に主力の雑誌が売れなくなっていることだと云う。自らも、長らく読んできた「文藝春秋」でさえ面白いテーマや記事が少なく買わない号が多くなった。当地の書店は4店舗あるがほとんど目指す本がない。結局アマゾンに注文してしまうが内容や文体を確認して買ったものではないからほとんどがパラパラめくるだけで終わってしまう。どうやら書店の衰退は人口減少という理由だけでなく、いい本に巡り会う機会が減っていることにも一因あると思うのだが・・・
1月 08
2015
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