強い批判があることを知りつつ「箱根駅伝」を観ている。批判の主旨は関東の男子学生だけに絞られ、それも全国から激しいスカウト合戦で残った極めて限定された大会だというのだ。「たすきをつなぐ」ことに必死のあまり科学的なランニングを忘れ「駅伝で燃え尽きる」ランナーが少なくないとの声も聞く。そこに日本テレビは会社を挙げて豪華な中継大勢を組み、過剰なドラマを演出している、とまあ批判の多くは納得できるのだが、ただ他局は相変わらずのバラエティーばかりだからついつい見入ってしまうのだ。毎日新聞は「箱根駅伝はスポーツにあらず」とスポーツ評論家の批判記事を掲載したが、所詮、新聞社間の競争ごと。紅白といい箱根といい、もう一度原点に立ち戻る時かも知れない。
今のところ予報に反して雪が少なく割と穏やかな正月で助かっている。
1月 03
2015
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