ネット選挙の功罪

悪徳代官 兵庫前県知事斎藤元彦が再選されたことにビックリ。いったい兵庫県民は何を考えているのやら・・・どうやら斉藤側のXやFacebookのネット攻勢が若者に効いたようだ。インターネット選挙広報の中には簡単なプログラム「ボット」で自動的に「いいね」を呼び込んだり特定の動作を実行させることは容易い。しかもAIを使えば文章作成から配信まで思うように操れる。先の衆院選でも選挙に関する情報源は新聞とほぼ同列の16.1%がインターネットと回答しているが、法整備が追いつかず現時点ではやったモン勝ちだ。例えば個人のネット広告による選挙活動は禁止だが、これが政党支部名だと制約はない。米山隆一がネット主要新聞各紙に大量のバナー広告を載せて、よく見れば「立憲民主党新潟県第4総支部」と小さくあった。一人しか候補者がいない支部なら個人と同じだから好き勝手に出せる。この辺り、県知事に返り咲いた斉藤元彦の悪知恵は余人の及ぶところではない。