善光寺

欽明天皇552年「百済国より阿弥陀三尊が浪に乗って難波津に着き此の三躯を以て仏像の最初となす。推古天皇は仏の託宣に依りて信濃国水内郡に(現 善光寺)に移し奉り、645年皇極天皇が善光寺の伽藍を創建、絶対秘仏阿弥陀三尊が祀った 」と当時の古文書にある。この時代、天台宗やの浄土宗が開かれる前なので善光寺が無宗派であることの説明に使われている。
このご本尊と同じお姿をした前立本尊を7年ごとに公開するのがご開帳。前立本尊阿弥陀仏の右手から5色の糸が回向柱に結ばれていて柱に触れることはご本尊とつながることとなり、功徳が得られと云う。
前回のご開帳88日間に渡り636万人の参拝者で溢れた。そして7年後、2027年のご開帳が正式決定されたのだ。長野県調べで県内の経済効果は1100億円と云うから凄まじい。