微粒子まいて地球冷やす

気球に二酸化硫黄を入れて打ち上げ上空20キロの成層圏で破裂させて人工雲を作りこれが太陽光を遮って地球を冷やす。巨大火山の噴火で地球が冷やされることに着想を得て事業化を進めるベンチャー企業が米国に現れた。これまでに650人が出資に応じ、日本からも16人が参加していると云う。確かに1993年ピナツボ火山の大噴火は地球温暖化を一時的に止めて世界の平均気温を約0.5℃低下させたが、科学界からは新たな環境汚染や予期せぬ気候変化を招くとの厳しい目が向けられている。危険な火遊びのような気がしてならないナ。