「国力研究」

国会議員と有識者10人による政策研究会「日本のチカラ研究会」を主宰する高市早苗が監修した「国力研究」が届いた。
冒頭の一節「この数年間で激変する国際情勢を目の当たりにして、私たち日本人が思い知ったこと……。それは国連安全保障理事会の拒否権を持つ大国が「外交」を制し、核兵器を持つ大国が「軍事」を制し、資源を持つ大国が「経済」を制するという国際社会の現実です。そのいずれも持っていないのが、現在の日本です」とあった。この4行あまりの導入文だけでもこの著作の達見が窺い知れる。期待してじっくり読もうと思う。