評論家気取りで云うなら、ただ若いというだけで小泉や河野を選んだらマクロン・フランスの二の舞になる。強行政策を次々に打ち出してフランスは失敗したではないか。それと石破と小泉は「国家国民のため」と言い過ぎるが、これは「自分のため」と云う意味だから言えば言うほどその政治家は信用できない。政治評論家伊藤惇夫はトップを走る小泉進次郎に対して「私は進次郎を “天才子役” と呼んできた。そのココロは若い頃からチヤホヤされて政治家としてちゃんとした実力を付けていないと云う意味だ。彼を持ち上げる動き、それは ”担ぐミコシは軽くてバカがいい” ということなんだろう」と。なかなか当を得ている。また元衆議院議長伊吹文明は「日本国をどうするか大きなビジョンや構想を国民に示し、一緒にやりたいという共感を得られる人に総裁になってもらいたい。それは憲法のどこを直すべきかを具体的に語ることで分かる。党員の支持集めを狙う中身のない憲法改正論はしっかり見抜かねばならない」と。これまたご尤もな指摘だ。
8月 26
2024
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