尖閣を巡る問題3件

先週、尖閣に絡む外国人による事件が立て続けに2件起きた。一つはNHKと委託契約をする中国人が国際放送とラジオ第2のニュースの中で「中国の領土である」など原稿にない不適切発言をしたこと。日本国内で暗躍する中国スパイの一人かも知れない。それが公共放送に関わっていたのだ。徹底的に根を絶たないとまた起こり得る。もう一つは40歳代メキシコ籍の男が魚釣島にカヌーで上陸、その後、台湾に向かって領海を出たところで海上自衛隊が逮捕、書類送検を行使した。海上保安庁による警察権の行使は尖閣諸島を日本が有効に支配していることを国内外に示すことになり、この男のお陰で日本の立場を明解に示すことにつながった。海保の判断は素晴らしい。一方で、日本の排他的経済水域に中国が設置したブイは10ヶ月も放置したままだ。外務省のこの無為無策は余りに情けない。無法国家「中国」は「ブイの設置は合法」と豪語するが、国際法的に撤去は何ら問題はないと専門家は云う。弱腰外務省は直ちに行動すべきだ !!