ダイポールモード

列島猛暑の原因「ラニーニャ現象」はよく知られているが、インド洋熱帯域の海面水温の差が東西で大きくなる「ダイポールモード」も猛暑をもたらすことを日本の研究者が発見した。
①インド洋東部の海水温が通常より低く上空の積乱雲の活動が弱まる。
②大西洋西端から太平洋東端にかけてモンスーン西風(貿易風)が大きく蛇行。チベット高気圧の北東張り出しが強まり併せて列島上空の偏西風が北側に上がって太平洋高気圧とチベット高気圧が重なる。今夏はラニーニャに加えてダイポールモードの発生が予想されるので、昨年夏以上の猛暑になりそうだと・・・この歳になると、厳冬より酷暑が堪える。