「おやき」

地元の人に美味しいお店を聞き込み、アポなしで突撃する「バナナマンのせっかくグルメ」6月末は長野市の定番「老舗蕎麦店」と昨年完成した「おやきファーム」が紹介されていた。
「おやき」の原形は縄文遺跡からも発見されているから長野県民には歴史と文化の詰まったソウルフードなんだろうな。試しにネット注文をしたら1ヶ月待ちとのこと・・・
おやきで思い出すのは、30年近く前、発電所広報に着任された平林某氏の実家が安曇野で、会うたびに「帰りたい」が口癖だった。某氏は50歳を前にしてすい臓ガンで亡くなられた。後日、ご自宅にお参りに伺い、帰り際に自家製の「おやき」を頂いた。おやきを見るたびに柔和な某氏の面影と中に詰まった野沢菜の味を思い出す。