中国蘇州市で日本人が狙われる傷害事件が続けて起きた。命に関わる重大事件だが中国政府は ”遺憾” とは表明したもの、犯行をとがめたり非難したりすることは一切なく、被害者に対するお見舞いの言葉も全くない。この中国政府の生温い対応を見てか、ネット上では「お見事よくやってくれた!」「やった人は漢族の英雄だ!」「日本人に告ぐ、中国にはお前らに安全な場所は一つもない」などと日本人に対する極端な憎しみの言葉が並んだ。日本のマスコミは事件発生は報じたもの、政府の怠慢な対応を非難する記事は全く見当たらない。(石平氏のコラムのみ)
今から124年前、清国政府は爆発寸前の民衆の不満を逸らすために暴力的な排外主義「義和団運動」を奨励した。そして1900年外国人宣教師やビジネスマンなどに対する無差別大量殺害「義和団の乱」が勃発。いままさしく習近平中国は「第二義和団の乱前夜」のような極めて危険な状態にある。日本の政府、マスコミ、国民、こぞって危機意識皆無 !!
7月 08
2024
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