目ざとい海外投資資本の問題。各地の観光地周辺の路線価格が異常に高騰している。白馬村スキー場に通じる村道は上昇率32.1%で全国1位になった。白馬村は東京や京都から近い上に良質な雪を楽しめるスキーリゾートとして再評価が進み、スキー客の約5割を外国人が占める。これを当て込んで、米国、中国、シンガポールなどの外資系ホテルが進出、円安によるインバウンドもあってリゾート開発が乱発の状態だと云う。北海道ニセコ周辺では不当な乱開発が放置され、その甘い町や村の姿勢に批判が高まる事例もある。行政の怠慢で日本国土が海外投資に晒されることは何としても避けたい。もちろん島や水利権や基地周辺が買い占められるような国土の保全に自治体の怠慢不見識は云うに及ばない。(写真は白馬を一望するテラス)
7月 08
2024
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