NHKで7〜8年前まで放送されていた「総合医療医ドクターG」は再現ドラマで研修医3名が専門医のカンファレンスで病気を探り当てる番組。まさしくその通りの医療事故が日赤名古屋病院で起きていた。
16歳の高校生が腹痛、嘔吐、下痢などで救急搬送。診察した研修医は脱水の異常値を見逃し、急性胃腸炎と診断して帰宅させたが、同日午後に再来院しても別の研修医が同様の処置で帰宅、翌日、腸閉塞からショック症状に陥り死亡した。家族は「何度も助けられる機会はあったのに見過ごされた。目の前で苦しんでいる人の声をもっとしっかり聞い欲しい」と悲痛な訴え。コロナ禍を克服して、もし慢心や勘違いがあったのなら医師の前に人間失格だ。わが街の医療センターには「あなたは70歳を優に超えたのだからもういいでしょう」などと宣う副院長もいる。運命に逆らう積もりはサラサラないが、バカ医師に左右されるのは真っ平ゴメン。
6月 23
2024
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